Licaxxxが主宰するオンライン型のラジオプラットフォーム「Tokyo Community Radio」(以下、TCR)のイベントシリーズ『communities』。第2弾は6月30日(金)に代官山UNIT / Saloon 、7月1日(土)に大阪 JOULE にて開催となる。
ゲストには、UKサウンドのDNAを最先端で更新し続ける2人の要注目プロデューサー/DJ、re:niとLaksaが登場。2人は「RE:LAX」としてNTS Radioにてマンスリープログラムを、そして同名のパーティーシリーズを続けており、2023年2月には“より速いテンポの音楽を探求し、ジャングル、ダブステップ、グライム、そしてUKテクノの系譜を継続する”レーベルを設立し、Laksaの新作EP『Body Score』をリリースしたばかり。
個人においても、re:niはこの数年にわたってFabricやPanorama Bar、De Schoolなど各国の著名クラブをはじめ、大規模フェスティバルを含むツアーを精力的にこなし、UK独自の深いベースラインとブロークンなリズムを駆使したプレイで確固たる信頼を築き上げてきた。2022年には待望の初作『Revenge Body』を〈Ilian Tape〉からリリースし、ますます自身の表現の幅を拡げている。
一方のLaksaも〈Ilian Tape〉から2作品をリリースしているほか、Batu主宰の〈Timedance〉からも4作品を発表しており、先鋭的なブリストルサウンドを発信する同レーベルのファミリーとして重要な役割を果たしてきたことで評価を高めてきた。極め付きとして、2020年にはUKで最もリスペクトを集めるレーベル〈Hessle Audio〉からEP『Fire Kit』を発表し、UKサウンドに刻まれた彼の意匠を世界に強く印象付け、常に現行シーンでその動向が注目されるプロデューサーとなった。
ローカルからは、主宰であるLicaxxxを筆頭に、TCRレジデントであるDJ・Romy Mats、そしてMars89による新たなライブセット “Temple Ov Subsonic Youth” が登場。現行ローカルシーンの核を担う世代と、今後よりシーンに厚みをもたらしていく新世代が、成長著しいアジア圏を始め、欧米圏へも着実にコネクトしていく瞬間を、ぜひ現場で体感していただきたい。