live Event

2011.12.02 FRI

ラムレー+(ホワイトハウス / ウィリアム・ベネット) カット・ハンズ+インキャパシタンツ


LINE UP:

LIVE :
CUT HANDS (Whitehouse / William Bennett from UK)
RAMLEH (Broken Flag from UK)
INCAPACITANTS (30周年記念ライヴ from JP)

INFORMATION:
OPEN : 18:00
START : 19:00
CHARGE : ADV 5,000yen/DOOR 5,500yen (共にドリンク代別)
TICKET :
【artecnico先行発売】整理番号A〜
※前売 チケット 7,100円(ドリンク別)未発表 限定 CD シングル付き
(チケット本体 5,000円 + CD シングル 1,500円 + 送料 600円)
【一般発売】10/22(SAT) on sale 整理番号B〜
チケットぴあ 0570-02-9999 [P]153-651
>>@電子チケットぴあでチケットを購入する
ローソン [L]77646
e+

INFO : 代官山UNIT 03-5459-8630

WEB :
Artencnico
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INCAPACITANTS
過激なノイズ・エレクトロ・ミュージックの相克祭
2010年代以降、次々と30周年を迎える、国内外のノイズ ・エレクトロニック・ミュージックの大輪繚乱を讃えて、今や伝説の存在と謳われるアーティストの中から、珠玉の2組が饗宴するスペシャル・プログラム!東京と京都において、それぞれ一夜限りの登場となる、カット ・ハンズ(ホワイトハウス / ウィリアム ・ベネット)を初め、UK 屈指のノイズ・レーベルの名門、ブロークン・フラッグを主宰するコア・グループ、ラムレーが2012年に自身の30周年祭を控え、垂涎のジャパン・プレミア・ライヴを実現する。これに呼応するように日本からは結成30周年を迎えたインキャパシタンツが東京公演をサポート。その30年に及ぶ活動の集大成とも云える、ノイズ美学を極限まで高めた音塊を叩きつけ、伝説の存在達と真剣に競い、語り合う。多くのノイズファンを唸らせるであろう興奮の坩堝にその身を投じて、しばし日常を離れてはいかがなものか!?

OTHER INFORMATION
CUT HANDS (Whitehouse / William Bennett from UK)
カット・ハンズはウィリアム・ベネット(ホワイトハウス)の固有 の変異プロジェクトである以上に、ホワイトハウスの活動史に重要 な根幹を通底しながらも、鬼才ウィリアム・ベネットならではの、 より過激な音の希求的存在としての思念が産出した、全く新しい創 造物と言えるであろう。 また、ウィリアム・ベネットと、その固有のプロジェクトについて 紐解くのであれば、ホワイトハウスの略歴を除外する事なく、その 本質に触れる事が、より望ましく自然な説明経緯となるに違いない。 80年代初期、UK ノイズ・ミュージック・シーン黎明期に勃興した、 カム・オルグ・レーベルの主宰アーティスト、カム、そしてホワイ トハウス。カム解体後速やかに再編成されたホワイトハウスは、80 年にファースト LP『バースデス・エクスペリエンス』を発表し、 同年にリリースされたカセット作品『ウルトラサディズム』は、後 にマルキ・ド・サドへの傾倒を濃密に窺わせるセカンド LP『トータ ル・セックス』としてリリースされ、ノイズ・ミュージックの形而 上学的変異を促進した、先駆者的存在とならしめた。 翌81年に続くサード LP では全面的に発禁処分の対象となる、屹立 する男根をカバー・アートワークに映し込む『エレクター』で物議 を再燃させ、名曲「シットファン」が誕生。更に同年発表の4作目 『ブッヘンバルド』ではナチスの収容施設が存した村の名称をアル バム・タイトルに掲げ、作品中にボストンの冷淡な絞殺魔、アルバ ート・デサルヴォに捧ぐとして、パワー・エレクトロニクス・ノイ ズを用いて猟奇的快楽殺人のオーラル・ノイズ化を試みており、そ れは同年3枚目と云う短期間での発表となった、(ナース・ウィズ ・ウーンドとのスプリット・アルバムを除く)5作目のアルバム『 (サディストにして、大量殺戮者)ペーター・キュルテンに捧ぐ』 により、そのシリアル・キラー・ノイズの病的激症化が、より顕在 的になって行くのである。 ホワイトハウスは僅か2年の間に5作品ものアルバムを制作してい るが、当時、これらの作品は最も過激な電子ノイズの音源と、多種 多様の異常性を包括するコンセプトに浸潤した音楽パッケージ群で あり、アートワークのコピーを LP ジャケットに貼付けただけの装 丁であったにも関わらず、その不穏当さに満ちた外観が更に奇異な る異彩を放っていた。この独特の制作形態は82年に発表されたシリ アル・キラー・ノイズの総典、6枚目『サイコパシア・セクシュア リス』、醜悪な穢れに堕ちた亡国の7枚目『ニュー・ブリテン』、 そしてコンシューマー・エレクトロニクスのメンバー、フィリップ ・ベストを迎えてのリリースにして、名曲「ティット・パルプ」を 収録した、通算8枚目となる83年の『ライト・トゥ・キル(アンド リュー・デニス・ニールセンに捧ぐ)』に至るまで続き、ナチスの 鉤十字のイメージに近似するカム・オルグ十字を、その作品群の装 丁に添えていた。 (カム・オルグ・レーベルもしくは)初期のホワイトハウスの存在 は、他とは一線を画すものであり、その不穏当で過激かつ異常性の 浸潤した作品群の源泉であり、また或る種の現実的感覚を超越した、 真実在に君臨し続ける事によって、その存在の普遍性を絶対的なも のとしたと言えるだろう。多くのマニアやファンは白い家で行われ る、数々の音響秘事から眼を背ける事が出来ず、聴覚を蹂躙される 事に酷く快感を覚えた者達であったが、その記憶は塩化ヴィニール の匂いと共に、永く留められているに違いない。 常識を嘲笑し陵辱するかのようなライヴ・アクションでも数々の伝 説を産み出した初期のホワイトハウス。83年のオーディエンス・ビ ーター事件、米・西海岸でのライヴでの教会からのバッシング、ま た実際に目撃した、米シカゴでの異なる属性(タトゥ入り暴走族系 と、スキンヘッズ系)の集団が、ホワイトハウスの演奏中に少なく とも15~20名での壮絶な殴り合いの乱闘(この公演でグラス破片の 飛散により、ウィリアム・ベネットは手に8針の縫合を受けている) をする等、彼らのライヴ・アクションの幾つかを採ってみても、そ の異常な演奏の光景(穏当なライヴも通常あるのだが)は、単なる ノイズ音楽のものとは全く異質で想像を超えたものであった。 故にその狂気はリアリティそのものとなってしまう、事件化の絶え ない不安定要素であり続けた結果、実際に海外では80年代初期から の多くのホワイトハウス・ファン=フリークが、そのライヴ・アク ションの証言者たり得るのである。これが数多く存在する真のリア リティの先にあるモノを観てしまった者の「宿業」のようなものと 解しているが、そのように単に音そのものだけでない、常軌を逸し た過激さの希求こそが、正にウィリアム・ベネットの創作原点と言 えるであろう。カット・ハンズは更にその延長線上に在り、新たな 真実在の産声を、インテンス・アフロ・ノイズに換えて実に8年の 歳月を超えて上げたのである。 カット・ハンズの音響的な影響力を確認する事が出来たのは、今年 8月23日の事。川崎市東扇島でのフリー・ドミューンにライヴ出演を すべく、カット・ハンズ名義で来日中であったウィリアム・ベネッ トが、先述のフリー・ドミューンが悪天候のため、中止になった事 を受けて、プロデューサーの宇川直宏氏の指揮の下、ドミューン・ スタジオ・ライヴのストリーミング及び、インタビュー、インキャ パシタンツの美川俊治氏を交えてのトーク番組に出演する事が発端 となって始まった。 既発のCDアルバム『アフロ・ノイズI』は拝聴していたのだが、 比較的小規模のスタジオ・ライヴであったにも関わらず、その圧倒 的なアフロ・ノイズの過激さに震撼した。と、同時に直感でホワイ トハウスに追随するプロジェクトを創り上げた事実にも驚愕せしめ られた。その場を高密度なオーラル・ノイズで満たした事も、ホワ イトハウスとは全く異なる資質のプロジェクトで在りながら、結果 的にはどこか酷似しているように想えたのである。 そう、ライヴでしか解らない何かに、その端緒を垣間見出したのか も知れない。今回の東京・京都の公演では、異なる会場の特性を、 より多く引き出すための条件やセッティングを想定しているが、き っと素晴らしいインテンス・アフロ・ノイズ、それも極太の強烈な ブラック・アフリカのエトスをたっぷりと聴衆に浸潤させてくれる、 パワー・エレクトロニクスの咆哮と屹立に期待を寄せている。 恐らくUNIT東京においては、先のワイヤーUK来日公演時の頃 より導入されている、アナログPAとそのシステムが、より過激さ を増した開放的なオーラル・ノイズのプリミティヴ空間を創出し、 クラブ・メトロでは対照的に濃密に総てが収斂された空間に、高低 にメリハリを利かせた音響によるエレクトロ・ボディ・ピアシング で、直観的なインテンス・アフロ・ノイズの醍醐味が演出される可 能性が高いはずだ。 真実在のリアリティに基づくエンターテイメントこそ、言葉では解 り難いが、ホワイトハウスとカット・ハンズのそれぞれに内在する 存在理由である事は、先述の事実群を根拠として疑いないであろう。 また、共通要素の存在については、部分的な証として、カット・ハ ンズのアルバムに、実に3曲ものホワイトハウスの楽曲が含まれて いる事も興味深い事実として、その推察や想像に拡がりを感じる事 が出来るのではないか。 『バード・シード』、『アセティシスツ』、『ラケット』からの単 なる出典と云うよりも、遡って03年の12インチ・シングル『リッグ ル・ライク・ア・ファッキンッ・イィル』もしくは97年に自身のス ーザン・ロウリー・レーベルからリリースしているコンピレーショ ン・アルバム、『エクストリーム・ミュージック・フロム・アフリ カ』のリリース時の頃より、周到に用意されて来た確信犯(新・真 実在がホワイトハウスではなく、他の何かとして創造される兆しと 予感した)の弛まぬ実験が、表面的にはホワイトハウスの楽曲特性 の変質に見せかけたその裏側に孕み続け、既成事実の積み重ねとな り、他ならぬカット・ハンズに結実しているのだとしたら? なお、先述の3曲は、いずれもツァイトクラッツァーとのコラボレ ーションで取り上げられているが、熱心なファンの皆様には、既に ご賢察の事と思う。 ここで90年代、および00年代の作品については割愛させて頂き、カ ット・ハンズの楽曲特性に目を向けたい。 カット・ハンズの音響的な構成は極めてシンプルに思える。故にエ レクトロ・プリミティヴのへヴィネスも聴いてしまえば解り易い。 しかし、パーカッションを用いる事から、先入観が生じ、ニュー・エ イジ・サウンドを想像してしまうのは余りに短絡と言える。既存の リスナー達がその点を克服してくれていれば、実に有難い事である。 かつての代名詞である、フィードバック・ノイズ、パワー・エレク トロニクス、エクストリーム・ミュージックの先駆者としての文脈 から、インテンス・アフロ・ノイズへの著しい変貌は決して容易で はなかったであろう。何を以って過激な音響や精神的要素を追認可 能か、獲得出来るか、は、鬼才であってもその端緒から伸展し、更 に高次元の創作物を模索するのに少なくとも8年間のうち、大部分を 費やしている事からもその労苦を窺い知る事が出来る。 アフリカの楽器=ジャンベ、ドゥンドゥン等の大小様々なパーカッ ション、金属片で出来たセ・セ等を手にした時から、強烈なブラッ ク・アフリカのエトスを感じたに相違ないだろうが、それらを用い ての新たな過激音源の創出を試みに、昨今のテクノロジーを駆使し ての、質的次元を高めたパワー・エレクトロ二クスとの邂逅を果す と云う、運命的な出逢いがもたらされたのは、直観的な閃き故か、 それとも単なる偶然なのか。いずれにしてもそうそう容易く起こる 事ではない、ひとつの奇跡であったであろう。ホワイトハウスから 3枚のアルバムを橋渡しにカット・ハンズへ。今一度鬼才ウィリア ム・ベネットの描く新たなプリミティヴ・アートは、その奇跡のノ イズ・ピアシングの咆哮と屹立で、聴覚を鋭く貫き抉る最高の激痛 と振動で鮮烈な震撼を贈ろうとしているのだ!
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<<リリース情報>>
80年代に勃興したカリスマ・ノイズ・グ ループ Whitehouse のキャリアを経て、 今、極太のインテンス・アフロ・ノイズが 屹立する!! 鬼才 William Bennett の 最新ユニット CUT HANDS が贈る、未発 表3曲収録・初回限定500部の来日記念 盤を提げ、待望のライヴ公演に臨む!
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『CUT HANDS - AFRO NOISE I EP 』
RAMLEH (Broken Flag from UK)
80年代初期、UK ノイズ・ミュージック・シーンの黎明期に勃興した ブロークン・フラッグ・レーベルの主宰アーティスト。その核となる ゲイリー・ムンディの謎めいた存在感は、同時期から継続している、 クライストヴァール、90年代では、ス・パ・イ・ト・等のソロ活動と 共に、常にラムレーのカルト色を彩って来た。 パワー・エレクトロニクス・グループとして知られるラムレーの最初 のリリースは、自身のレーベル、ブロークン・フラッグの栄えあるカ タログ#1を付番した『31/5/1962-1982』を皮切りに、元、ホワイト ハウスのメンバー、フィリップ・ベスト(後にラムレーのメンバーと なる)とのスプリット・アルバム『ア・リターン・トゥ・スレイヴリ ー』、珠玉の7インチ作品『ザ・ハンド・オブ・グローリー』、鋼製 缶入6本組カセット・ボックス、『アウェイク』(ハービンガー・サ ウンドよりCD化予定)と続き、82年~85年の間にそのエレクトロニ クス・ノイズのオリジナリティを、虐殺、死体嗜好症、消毒臭気等の ネガティヴなイメージと共に、英国から日本へとノイズ・マニアの間 にそのエレクトロニック・ヘヴィネスを移植・定着させている。 そして87年リリースのコンピレーション・アルバム『ネバー・セイ・ ホェン』にラムレー、トータル、アンコミュ二ティ、アンドリュー・ チョーク、ジョナサン・ベイリー、ジャンカルロ・トニウッティ等の 参加を得て、ブロークン・フラッグに賛同するアーティスト達をも、 その魅力に凝集させ、今日までレーベル・カラーの象徴として愛聴さ れて来たのである。 今回の来日公演では、88年にブロークン・フラッグよりJFK名義で カセット作品をリリースしている、アンソニー・ディ・フランコ(90 年代初期よりラムレーに参加。他、AX、エスニック・アシッド名義で の活動有り)を伴い、最初期のパワー・エレクトロニクス・サウンド に原点回帰し、往年の名曲、最新録音のシングル曲等が披露される。 そのステージでは、当時の狂信的マニアから、昨今ノイズに関心を持 ったリスナーに至るまで、必見のノイズ絵巻になる事は疑いない。 また、ラムレーにはもう一つの音楽性=ノイズロックが内在し、特に 90年代以降はゲイリー、アンソニーの両名を初め、フィリップ・ベス ト( コンシューマー・エレクトロニクス / ホワイトハウス )、ドラ ムスにマーティン・ワッツ(ブレスレス=4AD レーベルの、UK インデ ィー・ロック・バンド。ゲイリーも所属)、そしてスチュワート・デ ニソン(スカルフラワーのドラムス)と云うメンバー構成で、サイケ デリックなギターと、エレクトロニクス・ノイズの融合を図り、多面 的活動を維持して来た。 なお、周知の通り、フィリップ・ベストはホワイトハウス、スカルフ ラワー、コンシューマー・エレクトロニクスでの活動を並行して行な っており、ラムレー、ホワイトハウスのメンバーとして重要な役割の 担い手であったが、現在はラムレー、スカルフラワー、ホワイトハウ スのいずれの活動からも脱退し、主としてコンシューマー・エレクト ロニクスでの活動に注力している。 現在、ラムレーはパワー・エレクトロニクスのデュオとして、一方で ノイズ・ロック・トリオとして、それぞれの音楽的境界線上を自由に 往来しながら、ブロークン・フラッグ・レーベルの30周年を2012年に 迎えようとしている。09年にリリースされた『ヴェイルディクション =告別』以後、更なる深化を促すパワー・エレクトロニクスのニュー ・シングル『ガイドラインズ / メモリーズ・オブ・エンパイア』を 提げ、ノイズ史の影に潜み続ける謎めく存在の全貌が、遂にヴェール の剥落と共にジャパン・プレミア・ステージでいよいよ公開される。 期して待て!
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<<リリース情報>>
80年代 UK ノイズ・シーンの黎明期を 牽引した、Broken Flag レーベルの旗手 RAMLEH !! レーベル生誕30周年を2012年 に控えての初来日プレミア・ライヴを祝 し、来日記念盤 CD シングルを緊急リリ ース!未発表・最新録音で刮目の2曲収録。 初回完全限定500部。完売御免!
RAMLEH_CD_130.jpg 『RAMLEH - GUIDELINES / MEMORIES OF EMPIRE』
INCAPACITANTS
国内外に広くファンを持つ、ジャパノイズ・デュオ。美川俊治 ( 非常階段 )のソロ・プロジェクトとして81年に始動。後に、C.C.C.C. 等に在籍していた、小堺文雄が加入。 ハーシュ ・ノイズの大瀑布と、痙攣 ・跳躍 ・反返りを反復する、異形のボディ・パフォーマンスが一体となり、観る者を圧倒する。カルト・ノイズ饗宴で気迫と渾身のライヴを期す!
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